2020.05.03更新

いつも当院をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
また、通院中の患者様におかれましては、来院時の感染予防対策にご協力いただきまして誠にありがとうございます。

DENTAL TANIZAWAは開院時より徹底した感染症対策をしておりましたので、このような状況下での中でも自信を持って診療を継続できると判断し、現在も休診せずに診療を継続して行っております。

一部報道では歯科医師や歯科衛生士の感染リスクが高いと報道がありましたが、正直なところ私たちにとっては『何を今さら・・・』と感じてしまうような内容のものばかりです。

なぜかと申し上げますと、歯科医院には毎日何十人もの方々がいらっしゃいます。
中には感染症(B型肝炎やエイズなど)をお持ちの方もご来院されます。
ご自身で感染症を申告してくださる方が殆どですが、中には申告をされない方もいます。
また、今回の新型コロナウイルスのように、ご自身が気づかないうちに感染症にかかられている方もいらしゃいます。

【全ての患者様が感染症をお持ちであると考えて感染症対策を行うこと】
このスタンダード・プリコーションと呼ばれる対策を、全国の歯科医院では日常的に行なっていたため、
これまで『歯科治療を通じて患者様が感染した』という報告はございません。この報告をとても誇りに思います。

ではなぜ、私たちは感染のリスクが高い中で日々診療を行うのか?
それは患者様が私たちを必要としてくださるからです。
このような状況下の中でも『DENTAL TANIZAWAは感染症対策が万全で安心だから来ました!』とご来院してくださることに心から感謝申し上げます。

今回、緊急事態宣言が延長されるように、新型コロナウイルスの影響は数ヶ月ほど続くと予想されます。
この状況下の中で、歯科医院での治療はどうすれば良いのか?という疑問に対して、私の見解をお伝えさせていただきます。

歯科は他の科と大きく違う点があります。それは『通院が一生涯必要』という点です。
虫歯の治療が終わっても、それはマイナスがゼロになっただけです。
年月と共にゼロから再びマイナスへ行かないように、継続して歯科医院でメンテナンスを受ける必要があります。

残念ながら、風邪や切り傷と違い、虫歯や歯周病は自然には治りません。歯科医院でしか治すことができないのです。
そして、放置すればするほど時間もお金もかかってしまいます。

緊急事態宣言の中で必要のない治療は、ゼロからプラスにする治療だけだと私は感じます。
当院が行なっている治療の中ではホワイトニングくらいでしょうか。

現在、クリーニング(歯周病治療)に関しては歯科医院によって見解が分かれておりますが、当院はメインテナンスも大切な治療と考えておりますので、いつもと同じように受け入れております。
このような時期だからこそ、口腔内の細菌数を減らしておくことで肺炎発症のリスクが抑えられます。
つまりクリーニング(歯周病治療)は命を守る治療だと私たちは考えていますので、メインテナンスの患者様もどうぞ安心してご来院ください。

新型コロナウイルスの影響はまだまだ続くでしょう。
この状況下が続く中で、私たち歯科医療従事者のできることは、【口腔内を清潔にして肺炎発症のリスクを少なくすること】だと信じています。

未曾有の時代だからこそ、【開院していることが安心】と感じててくだされば、これ以上の喜びはございません。

皆様の健康を心よりお祈り申し上げます。

DENTAL TANIZAWA 院長 谷澤綾乃

 

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