こんにちは!院長の谷澤です。
歯並びや噛み合わせは「見た目の問題」だけではありません。
「歯並びが悪くても、噛めれば問題ない」と思っていませんか?
実は、噛み合わせのズレや歯列の乱れは、将来的な歯の喪失リスク(=残存歯数の減少)に直結する重要な問題です。
大人になってからでも矯正をスタートすることが大切なことをお伝えしたいと思います。
噛み合わせが悪いと起こるリスク
- 一部の歯に過度な負担がかかる
→ 特定の歯だけがすり減ったり、割れてしまいやすくなります - 歯周病が進行しやすくなる
→ 噛む力のバランスが悪いと、歯を支える骨や歯茎にダメージが加わりやすくなります - 清掃不良による虫歯・歯周病のリスク増大
→ 歯が重なっていたり斜めに生えていると、歯ブラシが届かず磨き残しが増えます
特に注意すべき歯並び・噛み合わせの具体例
以下のような歯並びや噛み合わせは、見た目だけでなく機能面でも問題があります。
- 叢生(そうせい):歯がデコボコに並んでいる状態。歯ブラシが届きにくく、虫歯や歯周病の原因になります
- 開咬(かいこう):上下の前歯が噛み合わず、隙間が空いている状態。前歯で噛めないため奥歯に負担が集中
- 過蓋咬合(かがいこうごう):上の前歯が下の歯を深く覆い隠している状態。下の前歯や顎関節に大きな負担がかかります
- 反対咬合(はんたいこうごう)/受け口:下の前歯が上の前歯より前に出ている状態。噛む力のバランスが崩れ、発音や顔貌にも影響
- 交叉咬合(こうさこうごう):左右どちらかの噛み合わせがずれている状態。顎の歪みや関節への負担を引き起こすことがあります
将来のご自身の歯を守るために今からできること
研究によると、正しい噛み合わせの人は、60歳を過ぎても20本以上の歯を保ちやすいというデータもあります。
一方で、噛み合わせに問題のある人は、50代から急激に歯を失うリスクが高まることがわかっています。
DENTAL TANIZAWAでは、以下のようなサポートを行っています
- 噛み合わせ、歯列の状態を詳しく診断
- 必要に応じた矯正治療のご提案(成人&小児ともに対応)
- 定期メンテナンスでの噛み合わせチェック、クリーニング
- 歯の寿命を延ばすための予防プランの立案
まとめ
- 歯並び、噛み合わせの悪さは、見た目だけでなく「歯の寿命」に直結
- 叢生、開咬、過蓋咬合、反対咬合、交叉咬合は要注意
- 正しい咬合管理と定期チェックが将来の残存歯数を守ります
新宿区・高田馬場の歯科医院 DENTAL TANIZAWAでは、噛み合わせから見直す包括的な歯科診療を行っています。
「一生、自分の歯で食事を楽しみたい」と思っている方は、お気軽にご相談ください。
DENTAL TANIZAWA
院長 谷澤

