こんにちは!院長の谷澤です。
最近、歯科医院でもボトックス注射が受けられるクリニックが増えてきました。
実は、ボトックス治療は美容目的だけでなく、歯ぎしり・くいしばり・顎関節症などの口腔・顎まわりの症状に非常に有効です。
ここでは、歯科医院で行うボトックス注射について詳しく説明していきます。
ボトックス注射とは?
ボトックス(ボツリヌストキシン)は、筋肉の緊張をやわらげる効果があり、医療や美容の分野で広く活用されています。
歯科医院でのボトックス注射の主な適応
- 歯ぎしり・くいしばりの緩和
→ 噛む力をコントロールし、歯の摩耗や顎の痛みを軽減します。 - 顎関節症の症状改善
→ 顎の筋肉の緊張を緩め、開口障害や関節の違和感をやわらげます。 - エラ張りの改善(咬筋肥大)
→ くいしばりで発達した咬筋に注射することで、自然なフェイスラインへ導きます。
ただし、見た目の改善を目的とした治療ではなく、付随する効果です。
歯科医院でボトックスを受けるメリット
- 口腔周囲の筋肉に精通している歯科医師が担当
- 噛み合わせや歯列の状態もトータルで診断可能
- 医科では見逃されがちな咬合バランスを考慮した治療
治療の流れと注意点
- カウンセリング・診察
- 治療計画の説明と同意
- 咬筋など必要部位への注射(数分程度)
- 治療後の経過観察
※効果は通常2〜3日後から現れ、3〜6ヶ月程度持続します。
継続的な治療でより安定した効果が得られます。
最後に
「歯ぎしりがひどくて朝起きると顎が痛い」
「マウスピースだけでは限界を感じている」
「頭痛や肩こりに悩まされている」
このようなお悩みをお持ちの方は、当院でのボトックス治療をぜひご検討ください。
専門的な知識と技術をもとに、安全で効果的な施術を提供しています。
※ボトックス注射とは製品名で、正式名称はボツリヌストキシン製剤による注射です。

