医院ブログ

2020.08.04更新

こんにちは!栄養士兼歯科助手の鷹箸です!

皆様、「亜鉛」をご存知ですか??

亜鉛は鉄分やカルシウムなどの栄養素と同じで"ミネラル"というグループのうちの1つです。
まず最初に"ミネラル"について簡単にご説明します♪
ミネラルは身体の働きを正常にしたり、維持したりする機能があります。例えば「貧血には鉄分」「骨にはカルシウム」と聞くとわかりやすいですね!
では、「歯医者と亜鉛」??と疑問に感じた方もいらっしゃるかと思います。今回はそんな「亜鉛」についてお話しさせていただきます!

日本人の子ども、お年寄り、女性の亜鉛の摂取量が減少しているというデータがあります。亜鉛が不足すると人体にはどのような影響があるのでしょうか?歯科に関係が深いものをピックアップします!

〔亜鉛不足で起こる事〕
①味覚障害(※今回は亜鉛不足でのお話しです)
味覚障害は薬剤性・心因性など他にも多くの原因がありますが、原因の半数が亜鉛不足だったりします。舌には味蕾という味を感じる細胞があり、その細胞の生まれ変わりに亜鉛が関わっているため不足すると味が正常に感じられなくなります。

②怪我・傷の治りが遅くなる
亜鉛は皮膚の細胞が作り変わるときに必要なミネラルで不足すると傷の治りが遅くなります。
この働きはお口の中でも同じです!!
地味につらい口内炎や歯科治療後の歯茎などの組織の再生・治癒の促進には日ごろからの亜鉛の摂取が効果的です。

他にも…
・免疫力の低下
・成長障害(低身長など)
・生殖機能の低下
など、亜鉛不足は様々な症状の原因になります。

〔亜鉛不足にならないために〕
亜鉛は食品添加物の多い食事や飲酒によって吸収が妨げられてしまいます。偏った食事や加工食品を中心に食事をされている方は気をつけましょう。
⭐︎ちなみに⭐︎
亜鉛は牡蠣やホタテなどの魚介類、豚レバーや赤身の肉類などの動物性たんぱく質に多く含まれています。また豆腐などの大豆製品やナッツ類もおすすめです!お忙しい方にはサプリメントでの摂取も効果的です!ぜひ意識してとり入れてみてくださいね♪(それだけ食べていれば良いという訳ではなく、あくまでもバランス良くですよー!!)

〔おわりに〕
「歯医者と亜鉛」の意外な関係についてお話しさせていただきました。
私は「身体の健康」=「口腔内の健康」だと思っています。身体の内側からも口腔内の健康を保てるように日ごろからバランスのとれた身体に優しい食事を心がけていきましょう!!

亜鉛

 

参考文献

森永宏喜 歯周病はすぐに治しなさい!口腔から老化と心臓・腸・脳の大病がはじまる! さくら舎 2020

森永宏喜 歯科からはじまるアンチエイジング栄養学 デジタルダイヤモンド社 2019

吉田企世子・松田早苗 からだにおいしいあたらしい栄養学 高橋書店 2018

 

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文章作成:歯科助手.栄養士 鷹箸

投稿者: DENTAL TANIZAWA

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